yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカーなでしこJAPAN ロンドン五輪 準決勝 VSフランス戦 感想


日本(2−1)フランス  なでしこ勝利

決勝進出だ〜!やった〜!!  

めちゃくちゃ面白かったけど見ていて疲れる試合だった。後半残り30分のフランスの猛攻をひたすら耐える展開は心臓に悪かったぜ・・・

立ち上がりはボールを保持して全体で連動して攻撃と守備を行うなでしこ、自陣でブロックを形成して守り攻撃時は少ない人数で速く攻めてくるフランス、両者持ち味を出した緊張感のあるスタートだった。

そんな中、宮間のフリーキックを相手のゴールキーパーファンブルしてそこを大儀見が文字通り押し込んで最初のシュートで先制点。試合が動いた感じがした。

後半開始早々にも宮間のフリーキックから阪口が決め、これで勝ったと思ったのだが、ここからがこのゲーム凄まじいところだった。

その後はフランスのまさに怒濤の攻撃。日本はボールを保持することができず防戦一方だった。しかし福元が何度もファインセーブを重ね、全ての選手が体を投げ出して必死にディフェンスをしてなんとか、なんとか一点に防いだ。

内容は負けていた。しかし勝ったのはなでしこ。これはサッカーの不思議だが、その勝利を引き寄せたのは、なでしこの驚異の集中力と粘りだったと思う。いいゲームだった!!


以下、各選手の評価です。


福元(7.0)・・決定機を何度も防いだ。腕一本で至近距離のシュートを止めたり、センタリングを何度もパンチングで弾くなど神がかっていた。PKを外させたのもその前のプレーが大きいと思う。
熊谷(6.5)・・高さに勝る相手に上手く体をぶつけていい体制でボールを持たせなかった。ペナルティエリア内での強さは流石。
岩清水(6.5)・・カバーリングで持ち味をみせた。終盤の怒濤の攻撃にも体を張って防いでいた。
近賀(6.0)・・チェックがかかりきっていない場面もあったが粘り強い守備で貢献した。
鮫島(6.0)・・相手の選手にフィジカルで押される場面もあったが、気持ちで守りきった。
阪口(6.0)・・決勝点となる点は決めたしパスもよく散らしていたが、終盤は明らかに狙われていたし、不用意なPKも与えてしまった。
澤 (6.5)・・全力疾走で相手の攻撃の起点を効果的に潰していた。やばいと思ったところにはだいたい澤がいてくれた。
宮間(6.5)・・二得点に繋がる素晴らしいフリーキックアシストを見せた。
川澄(6.0)・・一瞬で敵を抜き去る出足で持ち味を見せた。押し込まれる時間帯も必死にディフェンスしていた。
大野(6.0)・・前線の人数が少ない中自らドリブルで切れ込むことでチャンスを作っていた。
大儀見(6.5)・・キーパーのファンブルを見逃さす先制点を奪った。まさにストライカーの嗅覚。終盤も前線に一人残り、攻めを一人で行っていた。惜しいシュートもあった。


交代選手

安藤(5.5)・・あまり前で追うことができなかった。途中交代でフレッシュだったのでもっと動いて欲しかった。
田中(6.0)・・交代で入ってゲームを落ち着けた。いいディフェンスだった。

佐々木監督(6.0)・・この試合にピークを持ってきた手腕は見事。あとは選手を信じていた。