yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 W杯アジア最終予選 VSヨルダン(ホーム)戦 感想

日本(6−0)ヨルダン  日本勝ち


圧倒的快勝!

アジアカップ初戦で引き分けた相手で、こちらの先発メンバーも同じであったが、あの時とはやっているサッカーのクオリティが段違いだった。それはスコアにも表れているが、この一年半の間でこんなにも日本代表は成長し、強くなったんだということが実感できる、気持ちのいい試合だった。

ヨルダンは途中で一人退場したので中盤の寄せが甘く、その分ボランチの二人が後の方からゲームを組み立て易くなっていた。そのうえで、相手に合わせすぎたりせずにしっかりと点を積み重ねられたのは良かったと思う。

次は予選最大の難敵オーストラリア戦。この調子でしっかり勝って欲しい。


以下、各選手の評価です。


川島(6.0)…ほとんど出番らしい出番なし。
今野(6.0)…体をしっかり寄せていてたまにボールが来ても相手に仕事をさせなかった。
吉田(6.0)…プレーに不満はないが、ドリブルで抜こうしてファールを貰って負傷交代はちょっと不要だった。これが若さか…
長友(6.5)…6点目栗原へはナイスアシスト。攻め上がりも迫力があったがそれ以上に戻りが早く、相手は左サイドで効果的なプレーができなかった。
内田(6.0)…最後までしっかり走って攻守に無難な出来。惜しいチャンスがあり、落ち着いていれば入った。
遠藤(7.0)…裏へ抜ける効果的なパスを何本も出し攻撃へのアクセントをつけていた。2点目本田へのパスは芸術的で鳥肌がたった。コーナーキックを直接狙っていくのも面白いプレーだった。
長谷部(6.5)…途中頭を切るアクシデントはあったが、それすらはねのけて攻守に存在感を見せていた。
本田(7.5)…ハットトリックおめでとう。ボールをもって攻めを組み立てるだけでなく今日は裏抜けでゴールを奪うなどよく走っていた。
香川(6.5)…ボールを持ったらとにかく仕掛ける姿勢が良かった。駄目でもボールを失わないキープ力も見せた。しかし最後のところでイージーミスが多かったのがちょっと気になった。
岡崎(6.5)…左サイドで崩した時に中に入ってくる動きの迫力はこの試合でも流石だった。フリーで受けたボールは相手の好セーブがあったとはいえ落ち着いて決めて欲しかった。
前田(7.0)…貴重な肩での先制点。ドリブルで仕掛けたり、パスの起点になったり、自ら仕掛けてPKをもらったり、万能型フォワードとしての特長を良く出していた。守備も頑張っていた。


交代選手


栗原(6.5)…代表初ゴールは打点が高いいいヘディングだった。吉田の急な負傷での交代だったが守備面でも落ち着いていた。
中村憲(6.0)…ミドルシュートや早い裏へのパスなどで特長はみせたが、後半のまったりした流れの中で消えてしまっている時間も多かった。
伊野波(6.0)…難しい時間帯での交代だったが無難にこなした。ゴール前フリーのシーンは決めて欲しかった。


ザック監督(6.0)…負傷以外では今野と本田の交代はいずれも次のオーストラリア戦を見据えての交代だった(本田は怪我を、今野は累積警告を怖れて)。少々物足りないが手堅い作戦だったとは思う。