yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

トゥーロン国際カップを見ての雑感とオリンピックメンバー予想

U−23は守備が脆くちょっとしたことで試合展開が変わるので見る分には楽しかったですが、残念ながら1勝2敗という成績で予選敗退となってしまった。
日本は主力選手がA代表やクラブのACL事情によりいないという布陣ではあったけど、それでも3試合で7失点という成績は非常に悪く、本番に向けておおいに課題を残す結果になった。
ただ、今まで召集がうまくいってなかった海外組の力の見極めや、OAをどこのポジションで使用すればよいかなど、収穫も決して少なくなくない大会だったと思う。


GKについて

GKは三試合とも安藤がその役割を担った。ここはA代表にも選出されている権田が絶対的守護神としているので、誰がバックアップを務めるかということが注目されたが、どうやら関塚監督の中では安藤が当確ということらしい。パフォーマンスはそれほどよくなかったが、日本代表として公式戦のゴールマウスを守ったという経験はかかせないものになったと思う。


CBについて

3試合7失点という内容は非常に悪く、最低でもここで1枚はOAを使用することが即戦力アップに繋がるだろうなと感じた。
出場したメンバーその中では鈴木が三試合に全てに先発フル出場をはたした。1試合目ではキャプテンを務め、関塚監督の信頼の深さを示した。彼は当確であろう。
他には濱田、山村が鈴木の相方を務めたがどちらも出来はイマイチだった。個人的には濱田の方が若干CBの能力は上だと思うが、山村はチームのキャプテンでもあるのでどちらが選ばれるなら山村かなと思う。


SBについて

失点の多くは相手にサイドを破られることによるもので、攻撃面はともかく、守備面では誰一人として当確とはほど遠い内容だった。守備面で貢献できるOAの必要性を感じた。一人をOA、もう一人をA代表に召集された酒井宏樹とするとバックアップとしてあと一人だが、ドングリの背比べの中では両サイドができる酒井高徳かなと思う。もしくは予選の実績を買って比賀もありかなと。


ボランチについて

扇原が三戦全てに先発してものすごく大車輪で働いた。さすがに三戦目はバテバテだったが、それでも使われるのは彼が勝利に必要だという関塚監督の考え方だと思う。他に出場した山本、村松はともにおおきなアピールはできなかった。個人的には山本に(ジュビロとして)頑張ってほしかったので残念。ゲームメーカー的なOAが必要なポジションでもあるので、今回呼ばれていない山口を含めた三人で決まりだろう。


攻撃的MFについて

最も熾烈なポジション争いの2列目。宇佐見は所属クラブで出番がなかったが、流石にこの世代の至宝と呼ばれただけの力を見せつけた。この大会チーム内で最も影響力を見せつけたと言えるだろう。次いで斉藤もチームの初得点を決めるなどそのドリブル力を十分ににアピールできた。個人的に評価が高いのは高木で19歳とは思えない落ち着きとテクニックでこれからを予感させた。一方予選でチームの中心を担った東は明らかにコンディションが悪かった。水沼もクラブで見せた躍動感は見られなかった。このポジションは他にA代表に呼ばれた香川、清武、宮市がいるが、A代表主力の香川、予選で大活躍の清武は当確だろう。宮市はこの世代では試合に出ていないし、ジョーカーとしてなら実績のある永井がいるので出場は厳しいと思う。なので他には宇佐見、斉藤、そして実績を考えて東が選ばれると思う。


FWについて

今回最もアピールできたのは大津だったと思う。体の使い方が巧くフィジカルもあったし。、献身的に動けていた。スペインの指宿も大器の片鱗を見せた。一方予選で活躍した大迫は不満の残る結果だった。FWには今回召集されていない永井もおりポジション争いは熾烈だが、個人的には大津、そしてジョーカーとして永井を推したい。



まとめ yukiakiの考える代表18人

GK  権田、安藤
DF  山村、鈴木、闘莉王(OA)、酒井宏樹、比賀、駒野(OA)
MF  遠藤(OA)、山口、扇原、宇佐見、斉藤、東、香川、清武
FW  永井、大津