yukiakiの日記

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森博嗣『科学的とはどういう意味か』感想 自分の頭で考えないとね  

僕は大学で物理学を専攻していたので本来「科学的とはどういう意味か」と聞かれたら「科学的とは○○である」と即答できなければいけない立場なのだが、社会に出てあんまり数式とか使わない仕事に就いてしまったこともあり、タイトルを見たとき答えに詰まってしまったことと、森博嗣先生がこのタイトルに対してどのような答えを用意しているか興味を持ったので購入。

科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)

科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)

「科学的とは誰にでも再現できるものである」

この一文を見て「おお、その通りだった」と思わず手を叩きました。森先生の新書を見ると毎回思うことですが、彼は定義を言い表す言語選択が本当に上手いと思います。

もちろんこの言葉を言うための理論、この言葉から始まる補足が幾つもあるのですが(それがこれを新書という形で出している理由でもある)、僕は上記の一文を読んでこの新書を買った価値はあるなと思いました。

本書は主に科学嫌いな人達を例に挙げ、食わず嫌いでいることの危険性を説きながら「感情論的な意見に流されるより、データを自分で分析して自分で判断できるようになった方がお得だよ」と言っている本です。

そして僕はそれに対して「その通りだ!」と思います。


ニュートリノが光より速いなんて、もっと多くのしっかりしたデータが出てこないうちは僕は認めないですよ!