yukiakiの日記

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万城目学『鴨川ホルモー』感想 不思議にトリップできる気持ちいい話でした

前から気になっていたけど、なんだかよく分からなそうな感じだったので放置していた作品ですけど読みました。

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

起こっているシチュエーションがとにかく面白い話でした。

京都の大学に脈々と受け継がれている十人対十人の対戦競技「ホルモー」、それに参加することになった若き男女の物語です。

特に教訓めいたことがあるわけでもなく、ドラマ性が高いわけでもないんですけど妙におかしくて面白い、そんな不思議な話でした。

なんといいましょうか、学生時代とか今思うとなんであの程度のことで面白がっていたか分からないんだけど、とにかく楽しかった出来事ってあるじゃないですか、あの感覚に近いものがあるお話でした。

もしかしたら酔っ払っている状態、それが一番近いかもしれません。ほら、酔っている時って何を言っても面白い時ってあるじゃないですか。

「ホルモオオォォォーッッ!」とかちょんまげとか、「なんでそうなるんだよ(笑)」とゲラゲラ笑いながら読んでいたのは僕が酔っ払っていたからかもしれません。

不思議にトリップしてトランスできる、気持ちいい体験ができた本でした。