yukiakiの日記

映画とサッカーとジャンプと猫が好きな男の生存確認ブログ

三上延『ビブリア古書堂の事件手帳』感想 どこかに栞子さんみたいな方はいませんか?

本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベストテン第1位、2012年本屋大賞ノミネートなどの帯につられ、ちょうど見る本がなかったので購入。

古書店の店長にして本の虫な美しき女性、栞子さんが本にまつわる事件(謎)を推理し解き明かしていくお話しで、ひじょうに読みやすく、僕はさらさらと読み進めることができました。

古今東西の名探偵ものと等しく、探偵役の栞子さんのキャラクターを好きになれるかどうかで評価が別れる作品だと思いましたが、僕は大好きです。

本を嬉しそうに読むのが魅力の、頭のいいキレイなお姉さんなんて最高じゃないですか!

・・・でも、そんな女性現実にはいないんですよね。

話の中で小菅という女子高生が小山清の「落穂拾ひ」をさして「あの話って願望全開だよな。こんな女いねえよって最初は思ったけど、願望だって分かって書いてる。それがはっきりしているから、いい話なんだと思う・・・」と評しているのですが、僕は同じような気持ちをこの本を読んでいて抱きました。

ああ、それでもどこかに、栞子さんみたいな方いてくれないかなあ・・・