yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

アニメ『新ゲッターロボ』全13話 感想 なんだか分からないけどなんか凄かった

なんか急に熱いロボット物が見たくなったのでDVDをレンタルで借りて視聴しました。

はっきりいって話は意味不明、全然さっぱり分からない。ゲッター線とは何か、早乙女博士の目的は、龍馬たちと敵対する鬼とは、最後の敵として立ちはだかった神とは、全ての伏線が投げ放しジャーマンのように投げ捨てられる展開には呆れてしまいました。ほとんど脈絡なく平安時代(飛行船とか普通にある)とか行っちゃうし、安倍晴明出てきて倒したと思ったら理由なく現代に復活してくるし、いやこれ相当酷いです。

ですが、ぼろくそ言いながらも最後まで何故か見てしまう不思議な魅力があったのもまた事実です。なんといえばいいんでしょう、呆れを通り越して笑ってしまったというか、感心してしまったというか、どこか突き抜けたエネルギーが作品の中にあったと思います。

なんだか分からないけど、なんか凄かった。

ただ、もっと凄く、もっと突き抜けられたのかもしれないと個人的には思いました。龍馬、隼人、弁慶の三人がとても魅力的だったにもかかわらず、龍馬一人に焦点が当たりすぎていて、もっと三人全員が活かされた展開の方が良かったです。また作画が中盤少し荒れて、鬼が紙みたく薄っぺらくなったり、せっかくの突飛なデザインが分かりにくかったのは残念でした。もっと格好良かったり、凄いなあと視聴者に思わせれることが出来たと思います。最終話は作画もよく投げっぱなしも含めて色々凄かったです。

あとOPはとても熱く燃えました。ただしOP詐欺(笑)