yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

『とある科学の超電磁砲』全24話 感想  御坂さんは可愛くて格好良くて媚びてない! 

一週間に一巻づつDVDを借りていって約2ヶ月、つい最近見終わりました。

「とある魔術のインデックス」における登場人物、御坂美琴のスピンオフ作品。
超能力開発を行う学生の街「学園都市」を舞台に彼女と彼女の友人、白井黒子佐天涙子初春飾利、4人の女子中学生の物語。
燃えと萌えが非常にバランス良くミックスされた作品でした。面白かった。

なによりもこの4人のキャラクターが魅力的でした。
12話のオーディオコメンタリーで声優の田中敦子さんが言っているのですが、この4人は「媚びていない」キャラクターなんですね。
それぞれツンデレであったり、変態百合だったり、スカートめくりでセクハラしたり、弄られきゃらであったり、オタクに好かれる要素は持っているのですが、それはあくまでとっかかりや付加価値で、それぞれのキャラクターがちゃんと自分の中に等身大な信念や譲れないものを抱えていて、それを物語の中ではっきり主張します。それ故この4人は時にはぶつかって喧嘩もするし、それらを認め合って仲直りもします。それがとてもドラマッチックだったと僕は思いました。
4人は4にんとも「愛される要素を持っているけど媚びていない」。言い換えれば「とても可愛くて格好いい」キャラクター造形で、それがとても良かったです。

そんな中でも主役の御坂美琴さんは特に凄くて、某海外サイトの人気投票で一位をとったというのも頷ける、納得の可愛さと格好良さでした。彼女をおっているだけで十分面白いシリーズだったと思います。

追記:物語の山場クライマックスである12,24話のアクションが特に最高でした。そこだけでも見る価値ありです。