公開初日土曜日、たまたま夕方まで時間が空いたので、昼間の回を観賞。
観客は100人くらい。若いカップルや子供連れの親子なんかが多かった印象。
ゆるりとしていてとても良かったです。
クスリと笑えるポイントが随所にちりばめられていて、話もさくさく進んでいくので、飽きることなく最後まで見ることができました。
それにしても三谷さんは相変わらず楽しくて肯定的な世界観(現実ではなく幸福な舞台というような感じ)を映像の中に作るのが巧いなと感心しました。
「こんなのありえない」を批判ではなく賞賛を含めて笑えて突っ込める映画というのは素晴らしいと思います。
深津絵里さんや西田敏行さん、阿部寛さんや中井貴一さんなどのキャストも非常に巧く、どの役者にも笑える見せ場があったのも舞台的かなと思いました。
最近ちょっと暗いニュースが多く、肩に力が入っていたので、こういう力の抜ける映画は心にしみました。