yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

『噛みつけ! アンノちゃん。』感想  僕は何度だってアンノちゃんに食べて貰えるんだ。こんなに嬉しいことはない

良質なラブコメで面白かった。主人公の米人(マイト)とヒロインのアンノちゃんの掛け合いだけで十分楽しめる。

だが何より素晴らしいのはアンノちゃんが主人公を美味しく食べる食欲系ヒロインであり何度も主人公を食べてくれるという点だ。

世の中に大食いヒロインは数いる(ラムネのミルクやFateのセイバーなど)、主人公の血を吸ったりする吸血ヒロインも数いる、がしかし主人公を物理的にちゃんと食べるヒロインはあまり数いない。食べたいほど可愛い女の子に逆に食べられるはまさに全ての男の夢であるというのに!(えっ、違う? ウソだー)

確かにスプラッタやホラーな展開にどうしてもなっちゃうし、自分の体は一つしかないので代えが効かない。その辺りの問題をSF的な理論で補い、アンノちゃんの食べた部分は胸に出来た穴に集約されるという設定にしたのは非常に巧いなと思った。残酷にならないし、何度だって食べて貰える。

アムロ的に言うなら「僕は何度だってアンノちゃんに食べて貰えるんだ。こんなに嬉しいことはない」といった感じである。

後半に出てくるクウというキャラも面白いし次巻以降も楽しみです。