「とにかくヒット・ガールが凄い」という評判を聞いて興味を持った。そしてまさしくその通りの映画だった。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: Blu-ray
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8点
面白かった。R−15指定でグロ描写とかを心配したけれど、それほど不快にもならなかった。時にはコミカルに、時にはシナリオテーマにそってシリアスに演出されていたので、映画の中のいいスパイスになっていたと思う。
とにかくこの映画は何人もの人が口を揃えて言っているけどヒット・ガールが素晴らしい。可愛くて残酷、健気で力強い素晴らしいキャラクターだったと思う。映画の最後の方に「キック・アス(主人公)は過去の人物だ」みたいな台詞があるけど、映画を見ているこっちも「うんうんその通りだ。時代はヒット・ガールだよね!」と思ってしまうくらい彼女のインパクトが強かった。
まあキック・アスも前半のチンピラ集団とのファミレス前の決闘もスタイリッシュさの欠片もないけれど凄い熱い闘いなのですが、彼の出番はそこで終わりみたいな(笑)
前半は何のとりえもないなりきりヒーロー、キック・アスの無様でかっこ悪くても「それでもヒーローになりたい」というドラマに引き込まれ、後半はとにかくノリノリのヒット・ガールの可愛さとスタイリッシュなアクションに魅せられる。
そんな一作品で二度美味しい映画だったと思いました。