yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカーアジアカップ2011 予選 日本VSヨルダン 感想

日本(1−1)ヨルダン 引き分け

まさかの引き分け。
スコアレスドローの展開はもしかしたらあるかもと思っていたが、先制点をとらえて終盤なんとか追いつく展開は予想できなかった。
苦しい展開だっただけに追いついた時はガッツポーズでした。
前半はいい具合に動けてパスも繋がっていましたが、唯一崩された前半ロスタイムに失点。後半は相手がより引いてきたのもありますが、攻撃が単調だった気がしました。運もなかったですが、もっと格上らしく落ち着いたゲーム展開をしてほしかったと思います。
あと、選手で言えば完全に吉田劇場でした。幻の先制点、まさかの自殺点、待望の同点弾、ウイイレCMの「吉田と共に!」も含めて全部この男がもっていきました。これだけ目立てるDFが出てきたという意味ではよい試合だったと思います。

以下の選手評価です。

スタメン


川島(6.0)・・失点のシーンは仕方が無い。それ以外は可もなく不可もなく。
今野(5.5)・・大きなミスはなかったが、少し周りとお見合いしてしまうシーンがあった。
吉田(6.5)・・意外に足下が巧いDFだと思った。失点シーンは仕方が無い。自身で取り返した同点弾は見事。自身を失わないで成長できればDFの核になれるかもしれない。
内田(5.5)・・周りとの連携がうまくいっていないのか、攻撃時に孤立することが多かった。それでも個人技で何回か躱していて凄いと思ったが、けっこう危なっかしかった。相手に競り負けてヘディングシュート打たしたのもマイナス評価。
長友(6.0)・・攻撃参加は魅力的だったが、センタリングの精度は微妙だった。中に切り込む動きがあった方が良かったかも。
長谷部(6.5)・・決定的なシーンに繋がるパスを何本も演出していた。ミドルからのボレーの精度も高く、相手をおびやかす攻撃の中心になっていた。相手が引いていたから低い位置で自由にボールが持てていたとはいえ、いい動きだった。
遠藤(6.0)・・左右にパスを散らしてリズムを作ろうとしていた。可もなく不可もなくだが、個人的にはもっと縦への動きが欲しかった。
松井(5.5)・・今日は消えていた。ドリブルも低い位置でしかできず、相手をおびやかす存在になれていなかった。
香川(5.5)・・今日はシュートミスを2回するなど足下にボールが付いてない印象。飛び出してキーパーと1対1になったシーンは良かったが、それ以外は個人で打開しようとしすぎて浮いていた。
本田(6.0)・・ボールを持てばとられない安定感はあったが、引いた相手に窮屈そうで仕事が出来ていなかった。パスにしろドリブルにしろもっと仕掛ける動きがあってよかったと思う。
前田(6.0)・・前線での競り合いにはよく勝っていたが、サイドに流れすぎている印象が強かった。


交代選手


李(5.0)・・届かないヘディングに手を挙げる癖は今すぐにでも止めるべき。裏に抜けようとよく動いていたが、結果に結びつくものはなくほとんど消えていた。最後の決定的チャンスを失敗したのもマイナス評価。
岡崎(6.5)・・ドリブルを使って相手を翻弄するなど岡崎らしからぬ動きがあって良かった。サイドを崩しつつ中へ切り込む意識もしっかりとあって後半ほぼ唯一日本にリズムを生み出していた存在だった思う。
藤本(−)・・試合時間が短いため評価できず


ザッケローニ監督(5.5)
悪い流れを断ち切る交代ができていたかは疑問。藤本の交代は明らかに遅すぎたと思う。ただ、ものすっごい形相で選手を睨んでいるのはマフィアのボスみたいで変な迫力があった。