yukiakiの日記

映画とサッカーとジャンプと猫が好きな男の生存確認ブログ

『13人の刺客』感想

公開日の夕方の回を鑑賞。観客はほぼ満員。年齢層は若干高めだった印象。

6点

ラスト50分の斬り合いは前評判通り迫力満点であったし、役者陣もみな素晴らしい演技で見ていて引き込まれるものがありました。
特に暗殺される側、松平斉韶を演ずる稲垣吾郎悪の華ともいうべきものがあり、もうこいつ早く殺さなきゃ駄目だちう憎まれ役を熱演していて気持ちよかったです。
しかしながらそれでも6点という低めの点数なのは、この物語のラストが個人的に不満だからです。純然たる覚悟を持って、虐げられた人々の恨みを背負って、義憤を持って己の全てを賭けて挑んだ戦いのはずなのに、最後は自身でそのことに疑問を持ってしまっているし、生き残った人物がそのことに対して何の総括もしていない点が不満でした。確かに戦場は凄惨な生き地獄とも言える場所で、自身の覚悟や信念みたいなものが揺らいでしまったのは分かるのですが、僕自身は憤怒は最後まで純粋なまま振り下ろして欲しかったと思います。