yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 10年 31号 感想

(新連載)(巻頭カラー)SWOT

かつてジャンプ史上最大の問題作『斬』を描いた作者、杉田尚きたる。今回の漫画は絵柄はだいぶ見易くなったけど、意味がまったく分からない展開を全て説明する長台詞を多用しているにも関わらずまったく意味が通じない独特すぎる展開&台詞回しと、考えたことを全部詰め込んで全く整理されていないせいで一貫性がないキャラクターは相変わらずで、個人的にはまったく面白くなかった。これを『味』だと思った者のみが楽しめるネタ漫画である。鉄パイプで人を血まみれになるまで殴り倒す不良集団「コウモリ」の中でも畏れられていた女副総長が「バカばっかしてないでもっと勉強頑張ろうと思って「コウモリ」抜けたんだ」で子供好き&いい人認定される世界観とか本当に分け分からない。『斬』の後ろから不意打ちで相手殺そうとした直後に「卑怯者、正々堂々闘え」というヒロインくらいありねない。本当に変わっていないなあ作者。


ワンピース

ルフィ復活! 先週早く復活して欲しいと描いたが、本当に復活してびっくり。しかもこの上ないくらい納得な理由。兄も自分自身への強さへの信用も全部失ったルフィにジンべエが言う。「失ったものを数えるな、残っているものはなんだ!」ルフィ泣きながら「・・・仲間がいるよ!!!」の流れは本当に凄い。俺も泣きそうだった。


NARUTO

暗部弱ええええ。ナルト昔話。母から全部話される展開はまだ納得いってないが、こうやって過去の秘密が分かるのは楽しい。


リボーン

エンマ君とシモンファミリー格好いい。当初はその戦闘力に疑問があったシモン軍団だけど、なんだかボンゴレくらい簡単に倒しそうなくらい風格でてきたなあ。


ブリーチ

さすがに藍染さんが近づいてたつきちゃんアボーンの展開はないか。ブリーチはもっと簡単に主要キャラが死ねば凄い緊張感のある面白い漫画なのになあと毎回思う。


ぬらりひょんの孫

纏の描写は格好良くていい。しかし、つららのコントはいらなかったなあ。緊張感が薄れてただけだった。


黒子のバスケ

火神くんはアメリカ帰りだから英語が話せて当たり前なんだけど、実際にペラペラのところを見ると他の人物同様驚いてしまう(笑)
氷室君は兄貴的存在というのはいい。超えるべき対象としての位置が明確だから。


バクマン

今週も岩瀬さんの超悪い顔がたくさん見れて俺は満足です。特に亜豆を嫌がらせのために自分の作品のヒロイン役にしようとする所の顔と台詞なんて最高だぜ。あと、真城と亜豆の恋愛はわりとどうでもいいです。


スケットダンス

エニグマンのシュミレーション全部正解なんだから普通成功するだろう。なんで失敗してんだよ。しかもスケット団が怒られる展開が微塵もない・・


銀魂

今回はオチが弱かったなあ。名前押しをしすぎた感じがある。もっと他の方面のネタをちりばめてほしかった。


保健室の死神

このガスマスクの親父さん。本気でいっちゃっているなあ。『四ッ谷先輩の怪談』とかでだいぶ心に闇を持つ人は慣れたけど、顔に才能を奪った人の人面相をいくつも抱えて、それをつぶして「俺は能なしじゃない!」と叫ぶ狂気はそれの比ではない。ギャグとお色気が多い本作品だったけど、シリアスも迫力があって強い。


いぬまるだし

四コマの「老いてもなお・・と及川奈央って似てる」がツボだった。しかしこれは小学生絶対に分からないネタだろう・・・


べるぜバブ

男鹿くん負けたのかなあ。そこんとこしっかり描いてくれないと反応に困るなあ。


こち亀

今回のボウリングネタはどれもひどいなあ。唯一ハーフパイプボウルだけは面白そうだが、絶対に短命でおわること間違いなし。


少年疾駆

女の子は可愛いけど、試合は相変わらずダイジェストで何にもサッカーの魅力が伝わってこない。サッカー評論なんか俺はみたくないんだよ。刺激的で面白いサッカーの試合を早く見せてくれよ!!


メタリカメタルカ

コイルの法則笑った。ちなみに失笑。だって科学技術がそんな発達しているわけではないであろう世界観で「コイルの法則」なんて現代日本の基礎知識名称だされてもねえ。作者が世界観をちゃんと作れていない証拠。


サイレン

アゲハと雨宮さんのスーパーサイヤ人になる修行する。とりあえず現段階で2人のビジュアル(姿形と能力)がどう変化するか楽しみ。


めだかボックス

久磨川くんが相変わらず素敵すぎる。そして不知火が久磨川くんと一緒というめだかちゃんの指摘も非常に興味深い。「漫画」というカテゴリーの外側にいるとう感じは伝わるけれど(久磨川くんはクラッシャー、不知火は神の視点)、それが作中でどういう扱いになるのかは予想できなくて楽しみ。


(最終回)四ッ谷先輩の怪談

最後は7不思議にかけて上手くまとめた印象。しかし、こじつけ感はいなめない。結局この漫画は世界観を学校より外に広げられなかったのが敗因だと思う。四ッ谷先輩は全国を周りながら怪談を作っている謎の高校生という設定の方がリアリティがあったんじゃないかと俺は思っている。


ぴゅ〜と吹くジャガー

今更ジャガーさんの本当の父親って・・・。これは最終回に向けて動き出すのか?それとも来週はさらっと亡かったことにされているのだろうか?