yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

『あ、今週のジャンプ読んだ?』を更新しました。18年06号の週刊少年ジャンプをシューダンの最終回企画とともに語っております

久々の短期終了作品の特番撮りました。僕と相方の二人だけの人気投票です。

よろしければどうぞ。

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映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』感想 カントリーロードで思い出すのはもはや『耳はすませば』ではなく、この映画だ!

平日の夜の回を鑑賞。観客は50人ほど。おっさん率が高かったです。

公式サイト → 映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公式サイト 大ヒット上映中!

今回も人が死にすぎ、色々ぶっ壊しまくりの、軽快スパイアクション映画で140分、飽きることなく楽しめした。

ぶっちゃけ前作が伝説レベルでぶっとびすぎていので、比べるのは難しいですが、前作を見たからこそニヤリと出来るシーンが満載でしたし、アクションも軽快でノリが良いし、意外な展開てんこもり、大統領とか麻薬王も敵側の個性も過剰レベルで強すぎで、とても面白かったです。

特に感心したのはこの映画の重要人物の潔い散りっぷりです。僕が前作に最も驚いた「破壊のカタルシス」が今作でも敵味方関係なく訪れるので、そのハラハラ感はすさまじかったです。その中で響いた名曲「カントリーロード」、この音楽の使い方はとても秀逸でした。もはや、この曲を思い出す時は『耳をすませば』ではなく『キングスマン』だと言えるほどにインパクトの強いシーンになりました。

そして一番びっくりしたのは、エルトン・ジョンの活躍っぷりでした。最初は少しだけ出番のあるゲストキャラ的な扱いかなと思っていましたが、まさかあれほど本編にがっつり絡んでくるとは予想だにしていなかったので面白かったです。エルトン・ジョンはお友達!

あとけっこう好きだったのが、エグジーとマーリンが泣きながらお酒を飲むシーンでした。自身がお酒が弱くてすぐ潰れてしまうので、酔って感情吐露しながら嗚咽するシーンは憧れるのです。

 

映画 『中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』感想 素晴らしい作品のフィナーレ、あとは自分も年がたって見方が変わったなとしみじみ

平日レイトショーの回を鑑賞。観客は20人ほど。大学生っぽいグループが半分を占めていまいました。

公式サイト → 「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」公式サイト

面白かった。

TVアニメシリーズ「中二病でも恋がしたい」の最後を締めるエピローグとして「高校三年生になって中二病を卒業するか否か」がテーマとして掲げられているわけですが(18歳で中二病パワーワードだ)、そのプロセス、オチも含めて文句の付け所のない最高の出来でした。

やっている事は「リア充爆発しろ!」的な旅情青春ものなので、コメディありつつ、ダークフレイムマスターと邪王真眼のラブラブっぷりに悶える内容なのでですが、僕はこのコンビが大好きなので、とても楽しめました。立花可愛い、モリサマーと凸守のコンビ面白い、立花可愛いを交互に堪能できる感じの内容で、満足度高かったです。

あと、けっこうこの作品において自分がすっかり姉の十藤さん視点で物事を見ているなというのにちょっと驚きました。テレビシリーズの第一期から6年、第二期からは4年たっているのでその時間経過のせい(制作者の意図も入っていると思う)なのでしょうが、思い出してみると第一期の時は主に主人公勇太に感情移入して見ていて、2期の時は友達のような第三者視点で楽しみ、そしてこの劇場版は完全に大人目線、保護者のような視点で、二人の恋模様と成長物語を楽しんでいました。だからなのでしょう、この劇場版は十藤さんがめちゃめちゃ格好良かったですし、(最後に心情を想像すると)可愛かったです。

なんだか今「中二病」TVシリーズを見直したら、色々感想変わりそうなのでちょっとやってみたいと思いました。

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あと劇場内で写真を撮る時間を設けているのは面白い試みだったと思いました。こういうのはどんどんチャレンジしていって欲しいです。

 

本『よいこの君主論』感想 君主なんかになるべきじゃないなあと自分を顧みた

変な題名に釣られて購入。中身は想像通りバカだけど、ひとえにバカに出来ないだかえの内容のある本でした。

 

よいこの君主論 (ちくま文庫)

よいこの君主論 (ちくま文庫)

 

 この本はまあギャグである。エンタメ娯楽本だ。

それは「5年3組に覇をとなえる」という中身から一目瞭然なのだが、だけどけっこう真面目に君主論の概要については学べるという、とても変な本であした。

個人的には目標を持ったキャラクター達が興ったり没落していったりする様を眺める群像劇として非常に面白かったですし、相手の勢力を取り込む手段が小学生らしく運動会というイベントであったり給食のプリンだったりするギャップが、かなりツボでした。

そしてこれは一応は「君主論」の解説本としての面として、物語内の仲良しグループ達の繁栄にも衰退にもちゃんと理由が付け加えられて説明されるので、物語として見ればそこに説得力が生まれ、解説本としては具体例に楽しく触れられるという、一挙両得の読み応えがありました。

個人的にはこれにより「楽しく」君主論の触りを理解できるというのはいい体験でした。難しい本を読むのは(よほどそれに興味がない限り)苦痛が伴いますが、これはその障害が全然ないのが驚きでした。

そして読み終わった際には「君主って大変だなあ」としみじみ思いました。

配下の者に裏切られないために、他勢力に滅ぼされないようにするために色々と考えを巡らせ、常に周りに気を使うのはもちろんのこと、それが君臨し続けるかぎり終わりがないというのは、たとえ一時の優越感や万能感が得られるとはいえ、自分にはめんどくさい事だなあと。

なので個人的には自分は一武将でいいので、よりよい君主を見極めるための知識として役立てるかなといった印象でした。

 

週刊少年ジャンプ 18年 06号 感想

付録の花札は影山くん、新八の扱い方が良かったです。あと火の丸枠で刃皇関は意外な人選だった。

 

今週のアンケート 1位:鬼滅の刃 2位:火の丸相撲 3位:勉強ができない

 

(巻頭カラー)ワンピース

カラー扉絵、おめでたい感じとキャロットちゃんのヒロイン感が出ていて良かったです。あと、ネズミ枠がねずみ大佐とかでなくて本当に良かった・・。
そして本編は実力でマムを追い返す一味に興奮しました。
特にジンベエさんは能力者相手に海水かけて闘いを有利にできるというのは大きいですね。海戦では無類の強さで流石は元七武海だ。
そしてブルックはこんな状況でもいい意味でのいつも通りさがあって頼もしかったです。属性攻撃無敵、ソウルが斬れる、彼こそがこのビッグマム編戦闘における最重要キャラですな。

 

ストーン
ルリちゃんの病気は肺炎だったのでサルファ剤が効く。
治る病気かどうかの診察で悩む、一度苦しくなっても正しい治療なら治るという展開の積み重ね(科学の積み重ね)をしっかり描いてくるのはこの漫画の好きなところです。
そして千空くんの名字判明。予測されていたことですが、長に認められて村の名前を出す展開は巧かったし盛り上がりました。

 

ネバーランド
秘密の狩庭レジスタンスの皆さんはデザインが特徴的でいいですね。
そして他の農園の出身者3人の残りはルーカスさんが1人としてもう1人が気になります(GFが1人ということでノーマンくん説がなくなったのは残念ですが)。あとミネルヴァさんはやはり悪人なのかなあ・・?

 

ブラッククローバー
ゴードンさんとグレイさんの叫び、それに呼応するゴーシュくんなど、アスタくんなしでも黒の暴牛は魅力的ですね。
そしてピンチからまさかの新キャラ登場。まだ謎の団員いたんかい!
さらに謎ギミック登場で遊園地になってしまった黒の暴牛アジトといい、いいぞもっとやれ!

 

ヒーローアカデミア
「俺は誰より強くなりたかった」というエンデヴァーさん、名声とかではなく強さを求めてそれを実現できない絶望や無力さから「焦凍に全てを託した」に繋がり、だからこそ強く当たりすぎていて周りを不幸にしていたというのは、ちょっとだけ理解できました(オールマイトもある意味同じですしね)。でもその動機だとヴィランになってもオカシクないのにヒーローだったのは、彼も根が真面目だったのでしょう。
そして爆号くん達に関してはマイクさんと同じ感想でした(笑)

 

(Cカラー)鬼滅の刃
い、伊之助ぇぇぇぇ!!!
先週の引きが余りにも明るいものだから油断していて、今週はかなりの衝撃展開でした。一気にここまでハードな展開に振られたことにより心臓バクバクしました。吾峠先生は本当に油断のならない人だぜ。
そして、天元さんもやられた絶望感に加えて指をボキボキさせるところは本当に痛々しかったですが、それでも折れない炭治郎くんの異常性は再認識させられて震えました。
これでお兄さんの首が斬れたかは不明ですが、たとえ成功してもまだ堕姫さんが残っているので、天元さん復活してくれー(俺は忍者の卑怯さを信じているぜ)!!

 

勉強ができない
冒頭でずーんとしている先生超可愛かったです(笑)無視されて更に落ち込むところも良かった。
妹キャラは新ヒロイン候補というよりも、関城さんのような先生応援キャラになりそうかなと思いました。デザインと四字熟語、更に思いこみの激しさ的なキャラ付けは、先生のverUPという感じで、あざといですが好きです。更なる波乱に期待大です。

 

ソーマ
このバトルは絶対えりな嬢が勝つと決まっているので、モモ先輩がいかに素晴らしい噛ませになるかを期待していますが、その答えが城を造るというのは良かったです。これは攻略しがいがあるぜ。
それと今週は黒人審査員のリアクション良かったですね。パンチドランカーみたいな「ほあ」はインパクトありました(笑)
あと美作くんが解説キャラに収まっているのが良かったです。彼のポテンシャルはそこにあると思う。

 

(読み切り)(Cカラー)eの原点
オーソドックスなつくりで普通に読み切りとして面白かったです。古見先生の描く女の子は可愛いですし、それだけでも読み進める推進力になっていました。
・・まあだからこそ彼女が不幸になりすぎる展開はモヤモヤしましたが、まあそれはそれということで。

 

斉木楠雄
先週の引きはなんだったんだ・・展開ですが、同時に「ですよねー」でもありました。
まあ、普通に今回のシリーズはいい話で締めいましたし、地球破壊を止めた後に制御装置ver2を付けての最終回も見えてきた印象です。
でも個人的には斉木にはまだまだギャグで攻めて欲しいなと思っております。


銀魂
みんなの命を定春の力に還元していたんだ・・って、そんなことできたんかい!
しかしそう考えると実はキャバクラ姉妹こそが地球を救う要だったんですなあとしみじみ。再登場時はすっかり忘れられたキャラだったのに出世したぜ。

 

ハイキュー
稲荷崎の北くんとアランくんのタッチからのマッチポイントは敵ながら痺れました。細かい積み重ねで稲荷崎側にも感情移入できるようになってきました。
そして、大ピンチの烏野のキーマンはどうやら田中さんの模様。終盤存在感潜めていますが叶歌ちゃんの件もあるので田中さんには男になって欲しいので期待です。

 

幽奈さん
一部の愛好家大歓喜の回だと思いました。しかし健全、水着は健全ですから何の問題もなしです。
個人的には最近「ヴァーチャルのじゃろり狐娘youtuberおじさん」のチャンネルを登録したので、ミリアちゃんが「のじゃ」口調じゃなくて本当に良かったです。

 

(Cカラー)火の丸相撲
火の丸相撲の重大発表はアニメ化! ヒャッハー、楽しみだぜ!!
相撲人気が揺らいでいるからこそ、王道の面白さで角界を盛り上げて欲しいですね。
本編は天下五剣揃い踏みの合同稽古開始。数珠丸さんとかとも変な雰囲気ではなくお互い納得して向き合っている感じはとても良かったです。
そして何より大和国がまわしを締めている緊張感は、誌面を越えて伝わってくるようで素晴らしかったです。川田先生の燃える魂を感じる。

 

ロボレー
すごいゲーム版「みんなのゴルフ」みたいだなと思いましたが、面白いので全然ありです。
ドリアン相手のリアクションもロボくんお茶目で面白かったので、お互いガンガン挑発しあえばいいなと思いました。

 

青春兵器
「そちらの彼はアザラシです」超笑った。その後の北斗くんとNo9がドキドキしながら見つめているコマも良かったです。
世話焼きNo3、ビジュアルで笑いがとれるNo6、北斗くんとの友情が楽しみなNo9、彼らも個性が出てきてこれから先が更に楽しみです。

 

(最終回)シューダン
ナナセちゃんの思い人がソウシくんであることが示されてハッピーエンド。この終わり方に文句は一つもないですが、個人的には先週までの展開が時間がたっても忘れることがない少年時代の思い出の美しさと絆が、心に刺さりまくっていたので、盛り上がりのピークは先週でした。
僕は自身が少年団に所属していたこともあって、この漫画のリアルな少年団描写は大好きだったのですが、残念ながら短期連載に終わってしまったのは、逆にリアルすぎたのがジャンプ読者の心に刺さらなかったのかなと想像しております(現実よりも理想を求める)。
ですが、間違いなく俺の心に残って一生忘れない漫画になったので、多少の悔しさもありますが、横田先生には「ありがとう」と感謝の気持ちしかありません。次回作も期待しております。

 

クロスアカウント
玉梨くんの思考はこの漫画においては真実で間違いではないのですが、客観的に見るとストーカー思考にしか見えないなと思いました。しかし純愛と狂気は紙一重。とりあえず次が最終回だと思いますので、その展開次第でどちらの感想に自分が傾くか楽しみにしております。

 

ゴーレムハーツ
エイルさんノアくんのパン好きすぎだろ(笑)
エグモンドさんの告白といいノアくん愛されまくっているのでその方向性でいくのかな?
そして、8位の魔導学師あっさり死んでいて逆に笑ってしまいました。敵の戦力も計れない超一流の連盟とは一体・・・?
あと、リリちゃん(ヒロイン候補)を無理にでも出すのは英断だと思っているので活躍期待しております。


フルドライブ
弾くん勝利。いつの間にかギャラリー沸いていて認められて、レギュラー入りは展開急いでいる感ありますが、真凛ちゃんの帰還は、他のメンバーの紹介を差し置いてでも早めるべき案件だと思うので支持します。

 

リコピン
ミミちゃんの異常な動きでクスリとして、オチの訴えていることで2度笑いました。
あとVRネタと念能力ネタも「フフッ」となったので安定感ある内容で巻末らしかったです。

〔アプリ〕『東方人狼噺』感想 負けて悔しくてもう一回とやっているうちに時間がたつゲーム

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昨年末にダウンロードしたんですが、この年末年始は基本これにばかり時間とられてました(笑)

僕は人狼未経験なので、はじめはルールを覚えるために始めたのですが、それだけにとどまらず、純粋な推理ゲームとしてのシンプルな面白さに一気にハマってしまいました。

とにかく難易度が絶妙でした。ルール説明がしっかりしているので初心者でも段階を覚えて楽しめますし、元々CPUの動き次第では運の要素も絡んでくるゲームなのでノーマル→ハード→ルナティックなどと続いたルナティックではスペルという特殊な技(経験値を貯めることで得られる)がないと切り抜けることが(僕の頭では難しくて)できなくて、そこに育てていくゲーム性を感じました。

ステージの量も非常に豊富で、行く先々でルールが違うので、飽きずに楽しめました。

そして最後に声を大にして言いたいのが「俺はキツネが大嫌いだーっ!!狼なんかよりも全然凶悪&性悪だよあいつ等(涙)!!」です。

本気で負けて悔しがれるゲームは、いいゲーム。

「ちくしょうもう一回だ!」とやっていくうちに時間を大量にとられるゲームでした。

『あ、今週のジャンプ読んだ?』を更新しました。18年04・05合併号の週刊少年ジャンプを新年になってから語っております

年末色々あって収録が1月2日になってしまいましたが、なんとか追いつきました。遅くなって申し訳ありません。

4日発売の6号は来週後半くらいのアップになりそうです・・。

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